【栽培・出荷における守るべき7つの事項】
- 下仁田町内で栽培された下仁田ネギであること
- 品種の統一を図ること
- 品質の統一を図ること
- 規格の統一を図ること
- 価格の統一を図ること
- 箱の統一を図ること
- 夏の植え替えをした下仁田ネギであること
■下仁田葱を育てて、思うこと 前を向けるのは、お客様の喜びの声があるから 何といっても大変なことは、夏の炎天下での植え替え作業。
疲労は通常の数倍ですが、甘くて柔らかい葱に仕上げるには欠かすことのできない作業です。また、下仁田葱は乾燥には強いが湿気に弱いので、夏の雷雨のあとの水はけには常に気をつけています。丹精込めて育てた下仁田葱をお客さまから「こんなにおいしい葱があったとはまったく知らなかった」と喜びの声を聞いたときは、来年はもっと良い下仁田葱を作ろう、と意欲がわいてきます。
夏の暑さでぐったり痩せ細っていた葱が、秋に涼しくなり、青々として勢力を増してきた姿を畑に行って見たときは非常に嬉しくなります。種まきから収穫までの15ヵ月、そこにはつくり手の想いもある 下仁田葱は、種まきから収穫まで1年以上の時間がかかります。
昔、お殿様がいろいろな地域で葱を作らせ味比べをして下仁田で作った葱を献上させたと言われており、気候風土によって味が左右されるのがこの野菜の特徴です。乾きには強いが湿気に弱いので夏の雷雨後の暑さで根腐れを起こして溶けてしまうので排水対策は重要です。
種をまき冬を越してからとりわけ大変な作業は夏の植え替えです。収穫する前年の10月に種をまき、25センチ程に育った苗を4月に1本1本、畑に植えます。この作業を「仮植」といいます。7月の梅雨明けには「定植」という作業を行い、50センチ程に育った葱をすべて掘り上げて良い葱だけを選別し、畦間と葱の間隔を広げて深めに植え込みます。
夏は暑さで葱はほとんど育ちませんが、秋になり涼しくなると新しい根を出し新たに成長をはじめるのです。10月には根元に土を寄せる「土寄せ」を行い、霜があたる12月になると甘くて柔らかい立派な下仁田葱に仕上がります。この農法で先祖の時代から作られてきた葱がブランドである『下仁田葱』です。
下仁田の農家では、当然のごとく行っている作業ですが、下仁田葱の種だけを県内に限らず県外までもっていき、その地域で育てた名前だけの下仁田葱と昔ながらの伝統農法により植え替えをして育てた下仁田葱と区別されていないので、下仁田では「下仁田葱の会」で統一された緑の箱で下仁田葱を出荷しています。
本場の「下仁田産下仁田葱」であることをしっかりと伝えています。下仁田町では少子高齢化が進んでいますが、若い世代にこの伝統農法を引き継ぎ、下仁田葱のブランドをこれからも守りたいと思っています。佐藤さんちのおすすめレシピ①【干しエビと下仁田葱のかき揚げ】
- 下仁田葱は2〜3mmくらいに斜めに切る
- 切った下仁田葱と干しエビに衣をからめて、ざっくり混ぜる
- 油で揚げる 天ぷらのカリッとした食感のあとに、エビの甘さと葱の香りがして何とも言えないおいしさです 佐藤さんちのおすすめレシピ②【肉と下仁田葱の炒め物】
- 油を敷き、肉、好みの大きさに切った下仁田葱の順で炒め、少量の水を加える
【配送】 常温