長年文旦を作ってきた浜田さんによると、「マルチ」を管理するのはとても労力がかかるけれど、実の味や色づきのできばえが確実に違ってくるんだそう。また、このシートは防水仕様で雨を通さないため過剰な水分で甘さが落ちてしまう文旦にはもってこい。
手間をかけてもおいしい文旦を育てたいという強い想いが感じられました。
※写真は10月のまだ実が青い状態で撮影しています。
おいしい文旦を食べていただくために、完熟してから収穫。さらに収穫後は追熟。長年徹底してきました。浜田さんの文旦は、奥様の強いこだわりで、樹の上でしっかり熟れるのを待って1月の中頃から収穫しています。ここまでしなくてもおいしいんだそうですが、ここまですることでさらに味がよく、粒がやわらかく、甘くなるんだと言います。
プロの目から見ると、違いは歴然なんだとか。そしてさらに、適温に保った倉庫で約1ヶ月間寝かせる「追熟」を行います。じっくりと寝かせることで実の中の糖や酸が変化し、バランスのよい甘さと芳醇な香りが引き出されるのです。こうして、やわらかくて味のよい、甘い文旦ができあがるんです。
除草剤は使わず、人の手で草を刈ります。放っておくと夏には人の高さほどのびることもある雑草ですが、草を枯らす薬は文旦の樹にも負担がかかります。浜田さんは化学物質である除草剤は使わず、手間がかかっても手で草を刈ります。また防虫剤として自然由来の「にがり」を使用。
ダニなど害虫を防ぐだけでなく、ミネラルも豊富で樹にもやさしいんです。できる限り自然のものを使い、安心・安全な文旦をお届けしています。
※写真は10月のまだ実が青い状態で撮影しています。
「少しでもおいしいものを皆様に届けたい」の思いを大切に、 手間を惜しまず育てています。「味を大切にして、少しでもおいしいものを皆様に届けて恩返しをしたい」と話す浜田さんは、明るく気さくなご夫婦。取材をする中で、おいしい文旦を作るためにゆずれないこだわりを驚くほどたくさん教えてくれました。
浜田夫妻の愛情がいっぱいつまったおいしい土佐文旦、一度食べたらやみつきになります。食べた後は皮を洗ってマーマレードやお菓子にしたり、お風呂に浸けて香りを楽しんだり、タネや皮を炊いて化粧品にしたり、楽しみ方はいろいろ。消毒をあまりしていないので皮まで安心して使っていただけます。